中古車販売の最大手ビッグモーターさんが世間を賑やかしておりますね。詐欺罪であったり、器物損壊罪に問われるかどうかという問題だそうです。
サービス部門に厳しいノルマが課せられて、売り上げを上げるために壊れても居ないものを壊し、又は壊れているかのように見せかけ、修理費を水増しし、損害保険会社から保険金を受け取ったとのこと。
またノルマをクリアできない場合、「制裁的な降格人事が行われていた」なんてこともあったようです。
「サービス部門にノルマ制度はそぐわない」「修理代にノルマなんておかしな話」などの意見も報道されていましたね。
もっともな話ですね。1台当たりの修理代単価を14万円に設定されていたとか言っていますが、、、修理代はケースバイケースですし、どの程度までユーザーが望むかによっても大幅に修理代は変わりますよね。1台当たりの修理代目標という概念はデタラメのような気がします。
世の中には理不尽なノルマに苦しめられて、命まで落としてしまう方もいらっしゃるようです。上司に詰められたからって死ぬなんて考えないでください!仕事は生きるための手段でしかありません。手段なら他にいくらでもあります。嫌なら辞めちゃえ!生きている事の方が何万倍も重要です!
話しを戻しますが、、、ノルマって本当は経営陣が背負うもののような気がします。
どういうことかというと。。。
社員は歯車などと言いますが、、社員は運営者の意思に沿って労働を提供し代償を得る。これが正に労働者です。
経営者は、労働者に労働機会を与えなければなりません。
労働機会の確保←これこそが経営者側に課せられたノルマでしょ?
企業にとって十分な収益を上げられるだけの仕事量を確保できないのは経営陣の責任。労働者は与えられた業務をこなすことで責任は果たせる!というようにするべきですよね?
利益をより高める事を現場に要求するのは、やはり筋が違う気がします。
出来高制の場合は個人事業者みたいなものですからこれには当てはまりませんが。。。
急成長すると何処かに歪が生まれるものなんです。
僕も子供の頃、身長が急成長してあちこち関節痛(成長痛)になったものです!(話が違う!!!)
BIGMOTERのニュースをみて戦々恐々としている他の会社もたくさんあると思います。。。