不動産の売却の手続きを始めると、必ず聞かれることがあります。「売却の理由は何ですか?」聞き方、言葉選びは違えども、100%聞かれます。何だか余計なお世話のような気がしますね。では、なぜ不動産屋さんは”売却理由”を失礼にも聞いてくるのでしょう。
不動産を売却するに至る事情は財産整理、転勤、離婚、死別、経済理由など様々で、他人には本心を話しにくい場合も多いでしょう。しかし、不動産屋さんはどうしても聞いておきたいのです。もし、その理由が
・雨漏りやシロアリなどの物理的問題であった場合
・孤独死や自殺、などの心理的問題がある場合
・近隣トラブルなどの地域問題の場合
・そもそも売却する権利がある人なのかという権利問題
これらの問題がある場合、査定額や手続きに影響が出るからです。売主様側から考えると、査定額に影響が出るからこそ言いたくない!という事もあるでしょうが、これを知っていて知らせなかった瑕疵についてはどんな免責条項を契約書につけても売主責任を問われる可能性が高いのです。
不動産業者としても、十分な調査がされていなければ責任追及されてしまします。後々、面倒に巻き込まれたくなければ、ここは正直にお話ししていただく事が重要です。
上記とは違い、離婚や経済的理由などの場合は特に買主に正確な告知が必要ではありません。でも、、、、業者としては、お聞きしておきたい部分です。
離婚の場合、連帯債務者になっていたり、経済破綻の場合は、債権の問題がありますので、そもそもご本人の意志だけで売却できるのか!債権者の承諾は得られるのか!など確認しなければならないことがあります。これこそ「他人に話したくない」とお思いでしょうが、個人の権利や義務といった複雑なものが付きまといますので必ずお話しくださいね。
ただ、離婚の原因とか、喧嘩の内容とか、この辺はオブラートに包んでいただいて構いません。対応に困りますからm(__)m
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ところで、皆様はご自宅に神棚ありますか?
今どきの住宅は和室がないケースも多く、神棚の設置場所に悩まれると思います。そもそも設置しないかもしれませんが。
私の家の場合、もともとは和室がありましたので、結構立派な神棚を飾っていました。ですが、和室を事務所に改装して神棚の行き場がなくなってしまったのです。リビングルームも考えましたが、取り付けに適した壁がなかったので、結局また私のオフィスに戻っていました。あまり立派な神棚も” ヤ〇ザ ”の事務所みたいになってしまうので、壁掛け神棚?お札立て に変更しました。私の年代は神棚が無い!というのはどうも、、、無理です。
なにか悪いことが起きたら、「やっぱ神様粗末にしたからだっ」てなってしまいますので。
ご新築、住み替えの際には、こんなのもありますよ^^