いよいよ真夏の暑さが来ましたね!さすがに30度を超えてくると堪えます。
昨日の夜(7/7)は暑かった。夜中に寝苦しくて何度も目を覚ましてしまいました。
この時期になると思い出すのは、小中高の野球部の辛い練習。当時はどんなに暑くても、のどが渇いても水を飲むのはご法度!「水を飲むと動きが悪くなる」という都市伝説が猛威を振るっていた時代です。
高校生時代、ある大会で我々のチームが負けました。その時、どんな状況でだったのかは忘れましたが、監督がこう言いました。
監督『我々のチームは、相手チームに負けたのではなく、清涼飲料水に負けたんだ。』
どういう意味か解ります?
「暑い」だの「喉が渇いた」だの言って清涼飲料水なんか飲んでるから動きが悪くなって試合に負けたのだ!という意味です。
今の時代だったら虐待と言われてもおかしくないですねw
我々の時代は、年に1人くらいの割合で真夏に熱中症で倒れる選手が居ました。僕の中学からの同級生も1年の夏に倒れました。数日の入院と静養の後、野球部に復帰しましたが選手としてではなく男子マネージャーとしてです。
当時は、熱中症とは言わず、この手の症状は全て【日射病】とくくられていました。そして真夏の炎天下の練習に耐えられない選手は【体力的に弱い人】と片付けられ、マネージャーになるか、退部する事が当たり前になっていました。
恐ろしい時代です。でもそれが当たり前だったんです。
誰かを悪く言うつもりは全くありません。ただ、、、知らないってことは恐ろしい事なんだな!って思います。
今、我々が常識だと思い込んでる事でも、10年先になったら非常識になっている事って意外とあるんじゃないかな?と思います。
いろいろな事を疑って見るのも大切な事のような気がします。少なくとも、『辛い』と感じる事は、心か、体に負担になっている事は間違いありません。
我慢が美徳という時代はいい加減に終わりにしませんか?我慢に我慢を重ねて耐えに耐えて成功した人の話をよく聞きますが、でも実は、成功者の話ばかりが取り上げられるから我慢をすれば成功するような勘違いをしているんだと思います!
我慢に我慢を重ねて耐えて耐えて・・・最後に耐え切れず消えていった人、報われずに人生を終えた人は、きっと成功者の何百倍も居るはずです。その人たちの話を聞くチャンスはそもそも無いのですから聴こえてくるはずがありません。
夏の野球部の練習の話から随分とそれてしまいましたが、我慢は美徳とは限らない!暑けりゃエアコン、のどが渇けば水を飲む!虐められたら我慢せず逃げろ!という事・・・かな?