自分では、まだまだ若いと思っていましたが、そうはいっても50代半ば。ちょっと前なら定年退職の年齢です。
たいがい、このくらいの年齢になると1度は大病を患います。現代では早期発見で完治できるが昔なら死に直結するような大病です。この年代の大病を乗り切れると、、結構長生き出来るんじゃないかと勝手に思っています。
そんなことを考えていると、そろそろ真剣に『お墓』の事も考えておかないといけないのかな?と思っています。
私は、男3人兄弟の末っ子として生まれてきました。当然実家を出て『分家』として所帯を持ています。という事は、お墓も当然ながら別に準備しなければなりません。
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ココからはあまり大きな声では言えませんが…
①分家ごとにお墓を建立してたらいつか国土の全てがお墓になっちゃう!
②先祖代々お付き合いのあるお寺だからといって盲目的に信仰の対象にならない!
③地元に残らな子供(子孫)の事を考えると、負担を増やすだけ!
こんな風に思ってしまいます。
昔は、子々孫々まで家、土地、墓を守り、引き継ぎ継承していくことが当然であり、そこに価値を感じていた時代もあったのでしょう。現代はワールドワイドな時代で、村や町に固執していたら生きていけません。県境や国境さえも超えてビジネスや生活をしていく時代です。
結婚だって国際結婚など珍しくもありません。ビジネスで大成功した人はドバイやシンガポールなどに移住される方もたくさんいます。もう過ぎ去った価値観では推し量れない時代になっています。
私個人的には、合祀?合同で埋葬される方式で構わないと思っております。子供たちがお参りに来なくてもだれかだれかがお線香をあげに来るでしょうからw
そうすれば無駄に広い霊園も不要になりますし、宗教法人や公共の霊園も管理がしやすいでしょう。残された子供たちにとっても、2~3年墓参りに来れなくても罪の意識を感じなくてすむでしょう!?個別の墓地は特別な大金持ちが自己顕示欲を満たすために勝手に作ればいいんじゃないかと・・・
・・・・・ここまでが虚言
『墓じまい』は現代の日本の課題となっています。考えてみたことある方も多いでしょう。でも罪の意識が心の奥底にあってなかなか踏み切れるもんじゃないですよね。でも今やらないと子供たちに責任を押し付けて問題を先送りにするだけのような気もします。
墓地を運営する宗教法人も同じです。経営に苦しんでいる宗教法人(お寺)も多いようです。宗教法人側も伝統を守る事ばかりに捕らわれず、時代に合わせて変わっていくべきだと思います。
と・・・勝手な事を言っていますが、私一人では決められません。妻に僕の考えを話してもあまり共感してくれません。自分勝手な価値観で『俺の骨を合祀してくれ』というのは簡単なのですが。。。僕だけが合祀で妻や子供たちは別に立派なお墓を建て埋葬されました。。。などという結果になっては寂しいのでじっくり思案中です。