今日、あちらこちらと営業というか、顔出しにプラプラと出歩いている時、某不動産関連業者さんのお店に伺いました。
その際に、店の番をされていた女性と暫しお話をさせて頂きました。
その時、その女性から言われた言葉にちょっと驚いてしまったのです。
女性 『空いている実家があるのだけど、賃貸に出すべきか、解体してアパートにするべきか、それとも売ろうか・・・こういう悩みってどこに相談するべきなの?』
私 『それは、あなたの会社は建築やリフォームを含めた専門の会社ですよね?会社の方に聞いたら?』
女性 『プライベートな事は会社に言いたくないし・・・』
私 『なるほど・・・』
女性 『おおきな不動産屋さんとか有名処に相談したら、そこの会社にとって都合の良いレールに乗せられてしまいそうで・・・』
これを聞いた時ちょっと驚きました。専門とは言わなくても、不動産関連の会社で業務に関わっている方でも、そんな風に思っているんだなと。売る、解体する、建てるなど、しっかり方向性が決まっていない人にとって相談すべき対象が分からない。ということです。
私は、『それこそ、不動産仲介業者である私に相談してほしい』と思うのですが。
不動産仲介業者である私は、特定の事業の専門ではありません。間を取り持つ専門です。買取り専門でも、リフォーム専門でも、アパート専門でもありません。でも、それらの専門会社とのネットワークはあるんです。
私たち仲介業者を通じてそれらの専門会社に色々な見解や費用を調べる事も出来ますし、意見を聞く事も出来ます。私自身も中立な立場でその話を聞くことが出来ます。
当然、お客様自身がそれぞれの専門業者と話すこともできますが、先ほど女性が言った言葉『レールに乗せられてしまいそう』が、ついて回ります。
仲介業者としての私の立ち位置は、『これかもしれないな』と感じた瞬間でした。この女性のような方の役に立てったらBESTだなと。
休遊地、空き家などをどう処分するか、どう生かすかを考えるとき、じっくり話せる不動産仲介業者を見つけられると便利だと思いませんか?不動産仲介業者は皆がみんな、じっくり話を聞いてくれるわけではありませんけどね。。。