今回、ご相談頂いたお客様は遠方に在住の方なのですが、1年ほど前にお母さまが亡くなられ空き家になったご実家を売却したいとのこと。
『売却したい』とは思ってご相談頂いたものの…
未だご決心がつかないご様子でした。
ご相談者様『葬儀のあと何度か実家に戻り昔の事、母の事を思い出しながら過ごすんです。色々なことが思い出されてね。。。』
と、感慨深いご様子でした。
ご相談者様『出来れば、建物を残して再利用して頂ける方に譲りたい。』
とおっしゃっておられましたが、買主様がご購入された後のことまでは指定できませんから。
私『その気持ちは重々理解できますが、、、経済的に厳しい状況とかでないなら心の整理がつくまでお持ちになっていた方が良いのでは?』と申し上げました。
不動産屋としては直ぐにでも売り出していただきたいのは山々ですが、気持ちよくご依頼いただいた方がお互いに良いですからね。
デキル営業マンに言わせると、『何を甘っちょろい事を!』と言われるんでしょうが、私はじっくりとお待ちするつもりです。これも将来の種まきだと考えて。