「世の中のほとんどの人は不動産知識が欠如している!」
とても失礼な物言いのように聞こえるかもしれません。この言葉は、宅建士になる時に学ぶ教科書的な書籍に書かれている言葉です。
宅建士として学ぶイロハのイの字的問題を、一般の人々は理解していない。一般の人々の中には、金融、士業、FPなども含んでいる。
理由は、不動産知識は座学ではなく、実技であるから。登記簿や、公図、住宅地図、路線価などの資料だけで不動産価値が判断できるわけがないのに、実技(現地調査)の仕方も知らなければ、その価値の重要さも知らない。
↑ ↑ ↑ 結構ひどい事言ってますね!。そして、そのあと何と書かれているのか。
世の中が不動産知識に欠如しているという事は、不動産業者にとっては「絶好のチャンス」です。不動産をマスターすれば、自分たちだけが知識を有することとなり有利である。
まぁ、この表現は際どいですが、著者側が言いたいことは、仕事はやりやすい面があって、社会貢献できますよ!社会の役に立ちますよと言いたいのです。 が、、、
現実では、不動産業界が「あやしい」「うさん臭い」と思われている原因は、このメリットを悪用してしてきた時代背景があると思います。今でこそ、これだけインターネットが発達して、誰でも調べようと思えば大概の事は調べられます。不動産屋だって多くの事はインターネットで調べていますから。余計な事は「言わない」「知らせない」知らなかったフリをする。これで1世代前は暴利を得る事が出来たのでしょう。消費者の皆様もネットを駆使すれば、知識を身に着け多くの情報を手に入れ、ご自身の身を守ることができます。
それでも、不動産業界一筋でやってきた強者には叶わないかもしれません。やはり、買う時も売る時も味方になる誠実な不動産屋が大切という事ですね。
それこそが私です!と言いたいところですが、それは皆様がご判断する事です。不動産屋に言われるがままでは無く、疑問点は何度も聞き直し、何度でも誠実に回答してくれる不動産会社を選べばきっと間違い無いでしょう。