しばらく前から長野市の青木島遊園地が話題になっていました。報道、SNSによると、たった1人の苦情に配慮し、公園が廃止になるとか。
私はTwitterで、某市会議員さんが随分とお怒りになっていたのを見て知りました。この情報を最初に見た感想は「たぶん上級国民が圧力かけたんだろうな!」でした。まぁ大きくは間違って居なかったようです。ただ、公園をつくる時の経緯にいろいろ事情があったようですが。。。
今回の問題になっている”騒音”
これは、人それぞれで感じ方が随分と異なりますよね。嫌な人にとっては、どうにも我慢が出来ないものだし、逆に好きな人は子守唄にさえ聞こえてしまう。
僕は中学校の隣で育ちました。40数年も前の話ですが、当時は授業が始まる前や、放課後に吹奏楽部の子供たちがベランダでトランペットの練習をしていました。学区内全域にとどろくような大きな音で。それも上手ならまだしも、ズッコケにもほどがあるような演奏でした。当然、体育会系の部活動の声もよく聞こえてきました。そんな環境で育った経緯もあると思いますが、僕にとって人的な音は子守唄がわりなのです。
大人になってからも時々、平日に休暇を取ったりして朝寝坊する時、世間は皆さんお仕事ですから7時を過ぎたあたりから車の音、話し声などが外から聴こえてきます。そんな時、僕はこう思います。
「みんなこんな早くからご苦労さんだ。僕はぬくぬくお布団のなかに居られるなんて幸せ。」
この瞬間が本当に幸せを感じていたんです。変人ですね。
これは僕の趣味趣向ですから、他人様にこれを強要できません。ただの独り言としてご理解ください。
不動産屋として考えたとき、やはり、重要事項説明書や契約書に記入される「容認事項」は、今後ますます重要になってくるなぁと感じました。
自分の基準で判断すると大きなトラブルにつながる良い事例だったと思います。今回の青木島遊園地の場合不動産屋さんまでは巻き込まれていないと思いますが。。。
家の前の街灯、近所の公園、近所の集合住宅、近所のゴミ置き場、側溝、商店、工場など
街の中にはあって当たり前の物ばかりですが、”気になる人にとっては迷惑物以外の何物でも無い”ということ。
不動産を売る時、「これらの物が近隣にありますよ」「夜でも明るいですよ」「音がしますよ」、「理解したうえでご購入ください」と注意書きを入れる事を面倒くさがってはいけませんね。
でもこれ、、、、どこまで必要なんでしょう?