我が家は、築25年を超える木造住宅です。最近の住宅とは違い断熱層が薄い。過去にも度々「我が家は寒い」と書いているのですが、今年の夏にリフォームを済ませております。水回り含め大規模なリフォームをしたのですが、今回取り上げるのは、インナーサッシです。
ご自宅が寒いと感じた事のある方は一度は検討した事があると思います。今ある窓の内側に追加してもう一枚サッシを嵌め込むのです。もう一枚のサッシによって得られるものは、外気に冷やされたガラスやアルミサッシの冷たさが直接内気と触れることが無くなり冷え辛くなる。勘違いされやすいのですが、温かくなるのではありませんよ!サッシを2重にしようが3重にしようが温かくはなりません。正しくは、①温まりやすくなる②3温まった空気が冷え辛くなる。③結露しづらくなる という事です。
我が家は、外気が氷点下になる季節になると、リビングルームの暖房は、3台体制でした。①エアコン②ガスファンヒーター③石油だるまストーブ の総力戦でした。一旦、室内が暖まると石油ストーブ1台で何とか過ごせましたが、ストーブ1台や2台では温まるまでの時間が掛かり過ぎていました。
今回、リビングルームの窓リフォームでインナーサッシを取り付けたのは3か所です。掃き出し窓、出窓、明り取りの小さな小窓の三か所。製品は、三協アルミの「プラメイク」というものを取り付けて頂きました。費用は、親しい工務店さんにお願いしたので安いとは思いますが、、、「節約できる暖房費で元を取るには何年かかるのぉ~~?」というくらいソコソコかかりました。
取り付けて数か月たちましたが、それほど寒い日が来ていませんでしたので実感は分かりませんでした。ようやく待ちに待った大寒波が来ましたので、効果のほどをお知らせしようと思います。
まぁ、古い家なので朝起きてリビングに来た時、保温された状態であたたか~~いなんてことはありません。ちゃんといつも通り寒いです。今朝は、ガスファンヒーターの温度計は9度とと表示されていました。外気は間違いなく氷点下です。
そして、ガスファンヒーターを着火し、トイレに行き、朝風呂の準備をし、グズグズして10分ほどたって気温計を見ると13度。ちゃちゃっと犬の散歩から帰ってきたらもうセーブ運転に切り替わっているではありませんか!たった1台のストーブで。最近の家に住んでる方々が聞いたら笑うかもしれませんが、我が家では驚愕の温まり方なのです。少々大げさに書いているような気もしますが、確実に効果はあります。
施工業者の方も、過去のお客様に「効果が感じられない!金返せ」と言われたことがあるとか。。。の話を聞いていたのでちょっと心配でしたが、お金をかけて良かったリフォームだったと感じております。
アルミサッシで1枚ガラスの方は絶対に効果があると思います。我が家は、アルミサッシ&ペアガラスでしたが、インナーサッシは樹脂サッシ&ペアガラス。合計4枚ガラスになってしまいました。枠が樹脂で出来ていることが一番大きな効果を生んでいるんだと思います。
インナーサッシ 絶対 オススメ です。
ですが、、何度も言います。「インナーサッシを付けたら温かくなるんじゃありません。あたたまりやすくなるだけです。」勘違いなさらぬよう。